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2025.01.22
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ウォークスルークローゼットとは?メリットや間取りの種類を解説

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日々の暮らしの中で、ついつい量が増えてしまう衣類や小物。限りあるスペースで、どうにか効率よく収納したいと考えていませんか?

そんな方におすすめなのが、効率よく収納や片付けができるようになるウォークスルークローゼットです。

今回の記事では、収納に関する悩みを持つ方に役立つウォークスルークローゼットについて、メリットやデメリットなどをご紹介します。快適な生活を実現するためにも、ぜひ参考にしてみてください。

人気のウォークスルークローゼットを解説

ウォークスルークローゼット

まずは、ウォークスルークローゼットの概要を把握しておきましょう。よく混同されがちな、ウォークインクローゼットとの違いについても解説していきます。


ウォークスルークローゼットとは

ウォークスルークローゼットとは、2つの出入り口があって、人が通り抜けられるクローゼットです。間取り図の表記は「WTC」で、部屋と部屋を結ぶ途中に配置されています。

一般的には幅が1.2メートル以上、奥行きが2メートル以上あれば快適に利用可能です。


ウォークインクローゼットとの違い

ウォークインクローゼットは、出入り口が1つしかないクローゼットのことを指します。それぞれの違いは、出入り口が1つか2つかという点です。

また、ウォークスルークローゼットは出入り口が2つあるので、家族や同居人などの複数人で共有しても使いやすいという特徴があります。


ウォークスルークローゼットのメリット

人気の高いウォークスルークローゼットですが、配置することでどのようなメリットがあるのでしょうか。こちらでは、メリットを3つに分けて解説していきます。


回遊動線となり効率が良い

2つの部屋に挟まれた場所に配置されるため、無駄な動きが減り、身支度や家事が時短になるのが大きな魅力です。

例えば、寝室と洗面所の間にウォークスルークローゼットがあれば、起きたあとスムーズに衣類を取り出して、身支度を整えることが可能です。

今まで「わざわざ着替えが置いてある部屋まで向かうのが面倒」と思っていた場合は、生活の導線上で効率よく準備や片づけができるのは大きな魅力に感じるはずです。


高い採光性と通気性

出入り口が2つあることで、意識せずとも自然光や空気が室内に入りやすいです。

そのため、明るくおしゃれな空間を作りやすかったり、湿気から服が守られるのでカビが生えにくかったりします。

おしゃれ好きな人はより気分が明るくなり、少し面倒くさがりな人でも手間を掛けずに服を大事にできるといったように、さまざまな方に嬉しいのがウォークスルークローゼットの魅力です。


衣替えが楽になる

通常、衣類や小物を収納するときは、2階の物置部屋やタンスなどに分けることが多いです。しかし「どこに置いたか忘れてしまった」という経験をした方は多いのではないでしょうか。

ウォークスルークローゼットなら普段から生活する導線上にまとめて収納できるので、数ヶ月前にしまった物でも取り出しやすいです。そのため、わざわざ衣替えの時期に衣類を探す手間が省けるので、空いた時間を有効活用できます。


ウォークスルークローゼットのデメリット

ウォークスルークローゼットにすることで、多くの人が快適に過ごしやすくなるとお伝えしてきました。とはいえ、メリットばかりではありません。こちらでは、ウォークスルークローゼットのデメリットを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


収納スペースが狭くなる

ウォークスルークローゼットは通路を確保する必要がある分、収納スペースが減りがちです。

というのも、どうしても出入り口が2つある関係上、ドアの設置面積分のスペースが減ってしまいます。さらに人が通り抜ける通路の広さも考える必要があるので、室内全てを収納に使えるわけでもありません。

このように収納スペースが狭くなってしまうため、たくさんの衣類や小物を持っている方にとっては不便に感じる可能性があります。


間取りが難しい

ウォークスルークローゼットは、ライフスタイルに沿った部屋全体の動線を意識する必要があるため、配置が難しいのがデメリットの1つです。

部屋と部屋の間に配置するという性質上、選択肢が多く、しっかり考えないと逆に非効率な居住環境になってしまいます。

一度作ってからだと変更が難しいからこそ、事前に精密なシミュレーションが求められるのは、マイナスな部分と捉えられるでしょう。


基本的な間取り

ウォークスルークローゼットのメリット・デメリットを見てきましたが、ここからは間取りについて紹介します。代表的な4つの型を紹介するので、配置を考えている方は参考にしてみてください。


Ⅰ型

Ⅰ型のウォークスルークローゼット

Ⅰ型のタイプは、通路の片側のみに収納スペースがあります。片側のみなので収納スペースは狭くなってしまいますが、通路の幅が狭くても配置しやすいです。

あまり衣類や小物を持っていない方や、最低限の物だけ置いておきたいというタイプの方におすすめの型といえます。


Ⅱ型

Ⅱ型のウォークスルークローゼット

Ⅱ型は、通路の両側に収納スペースがあるタイプです。Ⅰ型に比べて収納スペースが広く、多くの物を保管できるという特徴があります。

ただし、設置する場所の面積も求められるので、住まいのスペースや間取りの配置をしっかり考えなくてはいけません。


L型

L型タイプのウォークスルークローゼット

廊下の曲がり角を有効活用しているのが、L型タイプのウォークスルークローゼットです。

曲がる前と曲がった後の2面がスペースになるので、収納する物を分けやすいという特徴があります。また、玄関の近くや廊下の角など、他の型よりも簡単に間取りを決めやすいのも魅力の1つです。


U型

U型のウォークスルークローゼット

文字通りU字のように折れ曲がった形になっているのが、U型タイプです。U型のウォークスルークローゼットを設置するには広い面積が必要ですが、他の型よりも多くの物を収納できます。

ただし形が特殊なので、生活の導線上に作るためには、綿密なシミュレーションが必要な点に注意しましょう。


まとめ

今回はウォークスルークローゼットの概要から、具体的な間取りまで細かく解説してきました。将来的にウォークスルークローゼットを設置したい方や、これまで収納スペースに不満があった方は、ぜひこの機会に検討してみてください。

収納スペースや間取りに関する専門的な内容は、まずはプロに相談するのがおすすめです。ハビタットでは、ウォークスルークローゼットを設置した施工事例もご紹介できます。収納スペースに関する悩みをなくしたい方は、ぜひ小さな疑問でも構いませんので、お気軽にご相談ください。

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