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2025.03.07
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外構計画の成功ポイント

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外構は、家の周りを彩る構造物です。デザインや完成度によって、家全体の印象を大きく高めることも可能です。ただし、外構計画次第では、セキュリティー面や使い勝手に不満を残すことも少なくありません。

そこで今回は、外構計画を進めるうえでのポイントをプロ目線で解説していきます。外構の基本や工事の内容についても合わせて解説しますので、理想的な家作りにお役立てください。

外構計画の進める前に

外構計画を進める前に、まずは外構への理解を深めておきましょう。ここでは、外構の基本から工事の内容までを解説します。

外構とは

外構とは門や塀のほか、駐車場スペースや植栽など、家屋の周りに作る構造物のことです。敷地の入り口から玄関までのアプローチとなる構造物でもあるため、注文住宅の顔となり、物件の印象を大きく左右します。

外構工事にコストと時間をかけることで、来訪者へ与える印象を良くすることが可能です。

外構工事の内容

外構工事では、主に以下の部分を中心に施工します。

 ・門
 ・フェンス
 ・玄関までのアプローチ
 ・駐車、駐輪スペース
 ・植栽
 ・庭
 ・物置
 ・表札、インターホン、ポスト
 ・ウッドデッキ
 ・砂利、除草シート

すべてを取り入れる必要はなく、自分のイメージや我が家に合うものだけを採用することが可能です。庭の構築や除草シートなど、比較的難易度の低いものは、DIYでやるのもひとつの手段だといえます。

一方で土間コンクリートやカーポートの設置などは、プロへ依頼するのが一般的です。必要な構造物をピックアップし「どこをプロへ依頼するのか」考えておきましょう。

外構の種類

外構の種類は、「クローズド外構」「オープン外構」「セミクローズド外構」の3つに分けられます。ここでは、それぞれの特徴からメリット・デメリットまでを解説します。

クローズド外構

夜の家

クローズド外構とは、塀やフェンスで敷地の周りを囲むタイプの外構です。自分の土地であることを明確に示せるため、他人が侵入してくることを防ぐ効果が期待できます。

また、周囲からの視線もカットできるため、家の中や庭先・玄関先での様子を他人にみられたくない方におすすめです。ただし、塀やフェンスで周囲を囲むため、閉塞感や圧迫感を覚えやすい点がデメリットです。

外から死角となる部分も増えるため、一度乗り越えられてしまうと身を潜めやすい点から、防犯面での不安も残ります。さらに、クローズド外構では塀やフェンスに多くの材料を必要とするため、費用面も高額になりやすいです。

少しすきまのあるフェンスにしたり、侵入しにくい高さにしたりすることで閉塞感の排除や防犯性のアップが可能です。

オープン外構

夜の家

オープン外構とは、塀やフェンスで敷地の周囲を囲むことはせず、開放的で日当たりの良さを重視するタイプです。日光を遮断する壁を設けないため、日当たりの悪い土地へ建設する方におすすめです。

オープン外構では、敷地を有効に使えるほか死角となる場所ができにくいため、侵入者がいても身を隠すことはできません。コストも必要最低限に抑えて構築可能です。

ただし、塀やフェンスで明確に自分の敷地であることを示せないため、他人による侵入も簡単です。外から家の中や庭の様子もみられやすいため、プライバシーを守りづらくなるでしょう。

オープン外構にする場合は、他人が侵入しにくい構造にすることがポイントです。

セミクローズド外構

夜の家

セミクローズド外構とは、敷地の一部に塀やフェンスを設けて「クローズド」と「オープン」の良い部分をミックスさせたタイプです。例えば駐車スペースは開放的にして、門周りや庭先には門やフェンスを設けて閉鎖的にするなど、場所によって使い分けます。開放感を保ちつつプライバシーを守るなど、自分の理想に合わせて設計できる点がメリットです。

なお、セミクローズド外構はメリットの大きい手法ですが、設計次第では中途半端な仕上がりになる恐れもあります。

理想像を具体的にイメージして、「良いとこ取りのつもりがなんか中途半端……」とならないように、しっかり計画を立てましょう。費用感としても、クローズドタイプとオープンタイプの中間になるため、コストを抑えたいと考えている方は注意が必要です。

外構計画のポイント

住宅の商談の様子

ここでは、実際に外構計画を進める際に注意すべきポイントについて解説していきます。外構は注文住宅の顔となり、印象を大きく左右する部分であるためデザイン性を重視しがちです。

しかし、使い勝手やプライバシーのほか、メンテナンス性を考慮することも重要です。それぞれのポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

駐車スペースの広さ

外構計画を進める際は、余裕のある駐車スペースを確保しましょう。国土交通省では、車1台あたりの駐車スペースを「幅2.5m×長さ 6.0m」としており、約4.5坪が必要です。

駐車場はどのようなタイプにするかで、必要なスペースが変わってきます。愛車を風や雨から守るために、カーポートやガレージを設置するとなれば、さらに広いスペースを確保しなければなりません。

また、計画時には1台分で良くても、将来的に車やバイクが増えることもあります。今後のライフプランも考慮して、十分な駐車スペースを確保しましょう。

プライバシーを考慮する

外構計画を進める際は、プライバシーを守ることも重視しましょう。目隠しとなる塀やフェンスがあれば、家の中の様子はもちろん、庭での作業や子どもと遊んでいる際でも気になりません。

洗濯物をみられることや近隣住人からの視線を気にする必要もないため、敷地が人通りの多い道路や近隣との距離が近い場合は、塀やフェンスなどの目隠しが必須といえます。

ただし、完全に視線をカットするタイプや必要以上に高い塀・フェンスを設置すると、閉塞感や圧迫感につながります。プライバシーの保護を考慮しつつ、塀やフェンスの高さとデザインは設置する目的に応じて選びましょう。

メンテナンスを考慮する

外構計画を進める際は、メンテナンス性も考慮してください。外構は常に雨や風はもちろん、黄砂や排気ガスにさらされているため、汚れやすく劣化しやすいものです。

メンテナンス性が高ければ、外構の寿命を伸ばすことにつながり、自宅を長く美しく保てます。特に外構へ植栽を採用する際は、植物の成長度合いと自宅の環境を考慮してください。

日当たりの強さや害虫被害なども考慮しておくことで、手入れの負担を減らせます。また、「落葉樹」と「常緑樹」の違いも理解しておきましょう。

落葉樹は、四季折々で表情を変えることがメリットです。しかし、落ち葉の管理が必要になります。一方で常緑樹は、年間を通して緑で見た目の変化はありませんが、落ち葉の管理が不要です。

外構計画を進める際は、それぞれのメンテナンス性を重視して選択していきましょう。

まとめ

外構は、自宅の雰囲気を左右する重要な構造物です。土間コンクリートから塀やフェンス、植栽の選定など計画すべきことは多岐にわたります。

デザイン性を重視することはもちろん、日常生活における使い勝手やプライバシーの保護、防犯性を高めることも重要ですハビタットでは、経験豊富なスタッフがお客様の外構計画をサポートいたします。

ライフスタイルに応じて最適なご提案をしつつ、ハビタット独自のネットワークを使って多種多様な材料を調達可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

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