注文住宅でマイホームを建てる際、家の設計や生活の利便性に直接影響する土地探しはとても大切です。
今回は、土地の探し方や選び方をご紹介します。購入時に後悔しないようぜひ参考にしてください。
土地探しは、理想のマイホームを建てるのに最初のステップです。土地探しが長期になるケースも少なくはありません。
これから住むエリアになるので、自分たちのライフスタイルに合ったエリアかどうかさまざまな視点から検討し、理想の土地を見つけましょう。
土地探しで注意するべき3つのポイントをご紹介します。
土地探しでは、まず周辺地域の環境を確認することが重要です。
通勤・通学の利便性、商業施設や医療機関、公園などの公共施設が近くにあるかどうか調べましょう。
さらに、治安や地域のコミュニティの雰囲気がライフスタイルにも影響するので実際に足を運ぶことをおすすめします。
日当たりや風通しの良さは家での快適さを大きく左右します。
日当たりが良いと、室内に自然光が入るので昼間の照明を減らすことができ節約にもつながります。
また、風通しの良さは湿気やカビの発生を防ぎます。
土地の周囲に高い建物がないか、風の通り道が確保されているかなどを確認しましょう。
明るく新鮮な空気は、家族のストレスの軽減につながり心地良い住環境を作り出します。
電気・上下水道・ガスの配管が整備された土地であるかしっかりと確認する必要があります。さらに、ごみ収集の日程やルール、リサイクルへの取り組みや、粗大ごみの処理方法なども確認しておくと良いでしょう。
生活の快適さ、便利さ、衛生状態、さらには安全性にも大きく影響します。
注文住宅でマイホームを建てる際、後悔のないようにしっかりと確認しておくことが重要です。その中でも特に重要な3点をご紹介します。
高低差があると基礎工事や土工事の費用が増加する可能性があります。土を運ぶ費用や擁壁を設置する費用がかかるため、予算計画にも影響を与えます。
用途地域とは、都市計画法に基づき、土地利用を効率的かつ合理的に進めるために設定された土地の区分を指します。用途地域が分かると町の雰囲気も分かります。マイホームを検討する際によく目にするのはこちらの8つです。
①第一種低層住居専用地域
主に低層住宅のための地域。2階建て以下の住宅や小規模な店舗などが建てられます。
②第二種低層住居専用地域
第一種低層住居専用地域に比べて若干緩やかで、小規模な商店や事務所が建てられる場合が多いです。
③第一種中高層住居専用地域
中高層住宅のための地域。3階建て以上の住宅が建てられます。
④第二種中高層住居専用地域
第一種中高層住居専用地域に比べて商業施設の設置が許可されやすいです。
⑤第一種住居専用地域
住居のほか、小規模な店舗や事務所なども建てられます。
⑥第二種住居専用地域
第一種住居地域に比べて大規模な商業施設や工場も建てられる場合があります。
⑦準住居地域
住居とともに自動車関連施設やサービス施設も建てられます。
⑧田園住居地域
2017年の都市計画法改正で新たに設けられた用途地域の一つです。この地域は、農業の振興と良好な住環境の両立を図るために設定されています。
⑧田園住居地域以外、①から⑦に行くにつれて活気あふれる街になります。
ハザードマップで自分の希望している地域がどこに当てはまるのか知ることも重要です。ハザードマップは、自然災害のリスクを視覚的に示した地図で、地域の安全性を知ることができます。
保険料にも影響を与えるので購入前の確認をおすすめします。
マイホームを建てる際、抑えておくべき法的ポイントを2つご紹介します。理想の間取りで建てられない場合もあるので、間取りを決める前に確認しておくことをおすすめします。
建物の敷地面積に対する建築面積の割合(建ぺい率)や、延べ床面積の割合(容積率)を確認します。これらの規制が建物の規模や用途、土地の利用に直接関わってきます。建ぺい率を守ることで、隣接する住宅との間に適度なスペースが確保され、日照や通風、防災棒か対策にもつながります。安全で快適な住環境を維持するためにも確認する必要があります。
建築制限とは、建物の設計や建設に関して法律や条例によって定められた様々な制約や条件のことです。これらは、都市の秩序ある発展、住環境の保護、安全性の確保、景観の維持などを目的として設けられています。防火・準防火地域の制限や景観法、道路法などさまざまな制限があります。ご自身で確認するのは難しいと思いますので、ハビタットにぜひご相談ください。
最近では、インターネットで調べてから住宅会社に訪れる方が増えてきています。
インターネットを活用することで、効率的に広範囲の土地情報が収集できます。希望地域で比較しながら検討できるため、詳細な条件まで設定して検討可能です。
実際に土地を訪れて、周囲の環境やアクセスの良さ、騒音や治安などを確認することをおすすめします。複数回、異なる時間帯に訪れたり、よく自分が使用しそうな道を視察しに行くとより住んだ後のイメージがつきやすいです。
不動産業者は、市場動向や地域の特性に詳しいため、希望条件に合った土地を効率的に見つけてもらえます。
また、不動産取引のプロであり、物件価格の交渉や契約条件の調整などを代行してくれます。そのため、最適な価格で土地を購入できる可能性が高くなります。
ハウスメーカーは土地探しから家の建設まで一貫してサポートしてくれる場合があります。土地探しと併せて家づくりの相談もできるため、一貫した計画が立てやすくなります。一方、ハウスメーカーで決められた選択肢から選ぶことが多く自由度には少し欠けます。
土地の価格が市場価格よりも高い場合があるため、他の不動産業者と比較することが重要です。
工務店は建築に特化した業者であり、自由度が高い注文住宅を建てられます。
そのため、希望に合った土地と建物をセットで選ぶことができます。
今回は、注文住宅での土地探しのポイントをご紹介いたしました。理想のマイホームを建てる際にぜひ、参考にしてください。
土地を決めることは、将来住み続けることを考えるととても重要なことの一つです。
後悔のない土地選びをしないためにも、専門家に相談することもおすすめします。
ハビタットでは、土地探しからお手伝いしております。検討が進まずお悩みの方はぜひ、ハビタットにご相談ください。
ハビタットへの
MAILでのお問い合わせはこちら