マイホームを考えている方の中で平屋に憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
家族を感じられる安心感や効率的な生活動線など、平屋はワンフロアならではの暮らしやすさがあります。
そこで今回は、平屋の魅力と建てる際に注意することをご紹介いたします。
平屋(ひらや)は、一階建ての住宅のことを指します。
日本の伝統的な建築様式では、平屋が一般的であり、特に田舎や地方ではよく見られます。平屋は階段がないため、高齢者や身体的に制限のある人々にとっては暮らしやすい設計です。近年では、子育て世帯のご家族にも人気があります。
ライフステージが変わっても生活がしやすく、永く住みたい家として平屋を選ぶ20代・30代が増えてきています。
平屋の具体的なメリットを3つご紹介いたします。
階段がないため高齢者の方が移動しやすいです。
また、お子さまがおらっしゃるご家庭では階段からの転倒リスクも低く段差も少ないため、安全性と快適さが保たれます。
上階への移動がなく、家事導電も効率的になるため、忙しい子育て世代から人気があります。
平屋は、上階がないため2階3階建てに比べて、屋根や壁、基礎などの構造的な修繕やメンテナンスが比較的容易でコストが抑えられます。広さにもよりますが、長期的スパンで考えたときに数十万円抑えることができます。
平屋は災害に対する影響を受けにくいといわれています。そのため、古くから日本の家屋の中で一般的な形態として広く受け入れられてきました。階層が少なく、構造が比較的単純なため地震や風などの自然災害に対する耐久性が高くなります。
建てる時に気になるのはデメリットですよね。では、デメリットも3つご紹介いたします。
ワンフロアにすべての部屋があるため敷地面積が必要となります。
住宅を建てる際は、建ぺい率や容積率が各地域によって決められており、その範囲でしか建物を建てることができません。上階がない分、希望する住空間を確保するには、広い敷地が必要となります。
平屋住宅は一階建てのため、建物自体の高さが低く、周囲の目線が直接入りにくくなります。建物が密集している地域では、周囲からの視線が入りやすくなります。
庭や中庭をつくることで周囲からの視線を遮ることができます。
一方、自然な環境に囲まれた場所では、プライバシーは守りやすくなります。
平屋は、周りの環境によっては日当たりが悪くなります。建物が北向きに配置され、南側に窓が少ない場合、日光が入りにくいです。また、窓の位置や大きさが適切でない場合も、日当たりが不十分になることがあります。
また、日当たりは時間によって変化します。特に冬季や朝夕の時間帯に日照時間が短い場合も日当たりが不十分になることがあります。
平屋は、自分らしさを落とし込めるため幅広い年代に人気があります。
例えば、2階建てであると上下の生活導線も考えなければいけませんが、平屋であれば地形に合わせた間取りや家族のライフスタイルに合わせた間取りが叶えやすいです。
平屋は、玄関やドアなどの開口口が全て1階にあるため、不安を感じる方もいるかと思います。
特に窓やドアは防犯面で重要なポイントです。耐久性の高い窓やドアを選び、防犯シャッターや防犯カメラなどを備え付けることで防犯面の安心感につながります。
また、スマートフォンと連携するドアホンにすることで出先で来客対応ができ、在宅しているようにみせれるため、防犯にもつながります。
平屋は、2階建てと比較して収納スペースが不足しがちです。間取りを考える際に収納スペースも充分に確保しないと居住スペースが狭くなってしまいます。
平屋では、グルニエや地下収納、シューズクロークが採用されることが多いです。
収納スペースを考える際は、広いだけでなく、ライフスタイルを考えて必要な時にサッと取り出せる場所に収納を考えるのも重要です。
近年人気のある平屋は、家族の生活動線や自分の好みに合わせて理想を落とし込みやすいプランを考えられるのが魅力です。今回紹介した平屋のメリットデメリットを踏まえて、プランを考えてみてください。
ハビタットでは、経験豊富なプロのコーディネーターが理想の平屋の実現のサポートをします。毎月内覧会も行っているので、マイホームをまだ検討し始めたばかりの方でも、イメージを膨らますためにお気軽にお越しください。
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